こんにちは、ギター講師、軽音部講師の
タニオです。
軽音部でギターを始めたけど
最初は何を練習すれば良いんだろう?
曲だけ練習してたら良いのかな?
コードって何から覚えたら良いの?
そもそも何を練習すれば効率よく上手くなれるの?
など色々疑問が出てくると思います。
私の長年ギター講師の経験を踏まえ
結論は
曲練習も大事ですが
上手くなる人はしっかりと基礎練習も
頑張ってます。
ギターの基礎練習
ギターの基礎練習とは主に
リズム練習
ストローク、カッティングなどの奏法を使い
4分音符、8分音符、16分音符、3連符など
のリズムを当てはめ弾く練習をします。
まずは押さえやすいコード1つから始め
慣れてきたら複数のコードを使いコードチェンジも
含め練習すると良いでしょう。
音階練習(スケール練習)
スケールとは事前に決められた音の並びの事です。
ドレミファソラシドが有名でしょう。
別名メジャースケールと言います。
曲のメロディーやギターソロは
スケールも用いて作られています。
ロック、ポップスでは
ペンタトニックスケールという5つの音を
用いたスケールもよく使用されます。
まずはメジャースケールと
ペンタトニックスケールを覚えると
良いでしょう。
運指練習
運指練習とは、弦を押さえる指をスムーズに
演奏できるように鍛える練習です。
最初はあまり音楽的ではないフレーズで
指を鍛えることが多くなりますが
ある程度指が動くようになったら
スケール練習と統合しても良いでしょう。
フレーズ練習
実際のギターのフレーズを練習します。
実際のフレーズには
チョーキングやハンマリング、プリングなど
ギター特有のテクニックが含まれるので
そういったギターテクニックの練習も
自然と含まれることになります。
実際の曲の一部や教則本のフレーズを
使い練習することになります。
基礎練習にはギター教則本が最適
基礎練習に用いるのは
ギターの教則本を使うのが王道かつ効率的です。
幸いギターの教則本は
Kindle Unlimitedなどに登録すると
主な教則本のほとんどが読めます。
正直Kindle Unlimitedで読める教則本だけで
初心者~上級者まで事足ります。
私も使っていますが
電子書籍だとスマホで観れるのも便利ですね。
初心者にまずおすすめするギター教則本5選
ギターをはじめてまず読んでおくと良い教則本を
紹介します。
できる DVDとCDでゼロからはじめる エレキギター超入門
ギター教則本のレジェンドで第一人者の
宮脇俊郎さん執筆によるエレキギターの初心者用教則本です。
ギター教則本業界で
知らない人はいないくらい有名な方の本。
初心者が練習したい練習や知識が
過不足なく掲載されています。
流行りの曲が用いられているわけでないので
キャッチーではありませんが
不変的な内容なので
損をすることはありませんよ。
とりあえず初心者の最初のエレキギター教則本
選びに迷ったらこれがおすすめです。
できる ゼロからはじめるギター超入門
こちらは↑で紹介した本の
アコースティックギター版です。
著者の野村大輔さんも教則本界隈で有名な方で
上であげた本の著者宮脇俊郎さんの弟子にあたります。
アコースティックギターの初心者用教則本を
探している場合はこれが良いでしょう。
アコギの基本の基本が広く学べます。
内容は実際の曲を弾くより簡単な内容なので
取り組みやすいものですが
この本の内容がしっかり弾ければ
実際の曲の練習もスムーズにできると思います。
できる ゼロからはじめるギターコード超入門
こちらはギターのコードの練習に特化した
初心者用教則本です。
著者は↑で紹介した
できる ゼロからはじめるギター超入門
の著者、野村大輔さんです。
できる ゼロからはじめるギター超入門が
浅く広くアコギの奏法練習だったのに対し
こちらはコードに特化した内容で
エレキ、アコギどちらにも対応しています。
コードを特に勉強、練習したい人や
上の2冊の次に練習する本としてもおすすめです。
地獄のベーシック・トレーニング・フレーズ
これは正直全くの初心者には難しいと思います。
しかし、メタルを弾きたい、テクニカルな演奏、
速弾きができるようになりたい!という思いを
強く抱いている人にはオススメできます。
これでもメタル系テクニカル系の教則本の中では
一番簡単だと思います。
要するにテクニカル系では一番の初心者用教則本。
限定したジャンルですがそのジャンルでは
最高の教則本です。
内容的にはメタルに偏ってるので
軽音部でギター初心者の人がこの本を練習するなら
他の無難な教則本との併用をおすすめします。
リハスタ定番アンプ100%使いこなしガイド
この本はギター奏法の教則本ではありませんが
エレキギター奏者にとって演奏と同じくらい大事な
アンプの操作についての本になります。
軽音部でギター初心者の皆さんに多いのが
演奏はできていても、アンプの設定が悪く
良くは聞こえないという状況です。
この本では、定番アンプの基本的な
セッティングを複数紹介してくれています。
この本で紹介されているアンプを
使う場合は非常に力になってくれるでしょう。
軽音部で普段使うアンプとは違う場合も
あるとは思いますが
軽音部の対外ライブや大会
ライブハウスではこの本で紹介されている
アンプを使う機会も多いので
将来的にも勉強しておいたほうが
良いでしょう。
特にローランド JC-120とMarshall JCM2000 の
基本セッティングは暗記してても良いくらいです。
まとめ
ギターの上達には基礎練習が欠かせません。
ギターをはじめて最初の一冊を選ぶ参考に
なったら幸いです。
コメント