レッチリ来日2024。東京ドーム公演記念。ライブで押さえておきたい曲。

音楽ライブ・イベントレポ

こんにちは。

ギタリスト、ギター講師のタニオです。

アメリカの世界的に大人気のロックバンド

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
通称レッチリ

5月18日、20日に東京ドームで来日公演が
行われます。

レッチリの来日ライブは2023年以来、約一年ぶり
去年は大阪でも公演がありましたが

今年は東京ドームのみ、2日間です。

関西住の私としては大阪にも来てほしかった
所ですが…

一年置きに来日してくれるのは嬉しいですね。

今回は来日記念にレッチリファン歴20年以上の私が
ライブで演奏されることが多い楽曲を紹介しながら
レッチリについて語りたいと思います。

この記事を読むと
  • レッチリのライブ定番曲がわかります。
  • 定番曲の収録アルバムがわかります。
  • ギタリスト、ギター講師目線のオススメ曲
  • 直近2024年の海外セットリストの振り返り

などがわかります。

是非ご覧ください!

レッチリのライブ定番曲

レッチリのライブ定番曲をアルバムごとに
振り返っていきましょう。

レッチリの楽曲は
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色々聴く方にはCDを買うより断然お得なんで
おすすめです。

今回のアルバム紹介は

年代順です。

Blood Sugar Sex Magik

1991年9月23日リリースの5枚目のアルバム
ファンク色を前面に押し出したファンキーで
ロックな楽曲が並びます。

レッドホットチリペッパーズ Red Hot Chili Peppers – Blood Sugar Sex Magik CD アルバム 【輸入盤】

30年以上前のアルバムですが
このアルバムからライブ演奏される
定番曲は多く是非押さえておきたい1枚です。

Give It Away

グラミー賞を獲得した、レッチリの代表曲の一つ。
ライブのアンコールの最後に演奏されることが多い。

どっしりとしたグルーヴのファンクロックな楽曲。
グルーヴィーな冒頭のギターカッティングは
ギタリストなら、思わず弾きたくなります。

レッチリのファンク魂を象徴する楽曲です。

Under The Bridge

こちらもアンコールで演奏されることが多い。
レッチリを代表する人気バラード。

イントロの美しいギターアルペジオが印象的。

ジョンフルシアンテのブルージーなサウンドの
バッキングが心地よく、歌もの伴奏の参考になるので
ギタリストの方は是非コピーしてみてください。

Suck My Kiss

ファンク色が強いアルバムの中
ストレートなロックなリフが印象的な曲。

シンプルな曲でシングル曲でもあります。

歌詞はよくわかりませんがなんか
エロい感じだと思います。


Californication

7枚目のアルバム。

Blood Sugar Sex Magik以降脱退した
ギター、ジョンフルシアンテの復帰作。

これまでとはまた違ったいわゆるメロウな
レッチリの先駆けとなった名盤。

これまでのレッチリは破天荒でロック
ファンキー。というイメージでしたが

このアルバムから、優しい
心地よいメロディーの楽曲が増え
以後、落ち着いた大人な雰囲気が
増していきます。

Around the World

歪んだゴリゴリのフリーのベースから始まる
ロックな曲。

アンソニーのファンキーなラップから
サビでメロウでメロディアスになるギャップが
心地よい。

Parallel Universe

哀愁漂う16分音符のギターとベースのユニゾンから
穏やかなボーカル…と思いきや

サビで歪んだギター、ロックな
ボーカルと一気に爆発する緩急が魅力的な曲

Scar Tissue

このアルバムのメロウを象徴するような曲
イントロのどこか感傷的でありながら
優しさや懐かしさを感じるギターが絶品です。

ギタリストなら絶対このイントロは
弾きたくなるはず。

ラストにそこそこ長いギターソロがあるのも
ギタリストを引き付けます。

Otherside

この曲も哀愁漂うメロウな楽曲の
バラード。シングル曲でもある。
歌メロがとても良いです。

歌メロをモチーフとした短いながら
印象に残るギターソロも魅力的。

Californication

この曲もUnder The Bridgeに並ぶ
レッチリを代表するバラード。

やはりイントロのギターアルペジオが
シンプルながら印象的。

Aメロ~Bメロ~サビと段階的な
盛り上がりが聴きどころ。

哀愁ただようジョンのギターソロも
とても良いメロディーです。


By the Way

8枚目のアルバム。言わずと知れた名盤。

メロウなレッチリの集大成といえるアルバムです。
私がレッチリのアルバムを1枚選ぶなら
このアルバムを選ぶと思います。

By the Way

静かに始まるイントロと歌…と思ったら
突然のロックが始まってラップが始まったかと
思ったらサビでは、メロウかつメロディアスに
まとまる。

ジェットコースターのようだが、全く不自然さを
感じさせない緩急が効いた魅力的な曲です。

Don’t Forget Me

静かなジョンのギターカッティングから始まる曲。

歌の伴奏にギターのタッピング、ライブ中
リアルタイムでエフェクター操作している
ジョンが観れる曲です。

アリーナクラスのライブで自分自身で
足元のエフェクターをリアルタイムで操作する
人はかなり珍しい。こだわりですね。

2024年の海外ライブでも演奏されており、今回の
来日で演奏されるかも?

Zephyr Song

このアルバムで私が一番好きな曲です。

哀愁漂うコードに沿ったギターのイントロ
からAメロの絶品なフレーズ

メロウに展開するサビの歌メロからの

これまた哀愁ただようギターの間奏

サビ~大サビ~ギターソロ~そして最後の大サビ
へ向かう流れからの最後救われるように展開する
ギターのメロディー。

最高です。

Can’t Stop

レッチリのライブのオープニングといえば
イントロのジャムからなだれ込むこの曲。

ギタリストなら一度は弾いたことがあるのでは
ないでしょうか?

実際、ギターショップで試走されるフレーズ
のトップ3には入ってたような気もします。

コードの押さえ方にクセがあるので
実は難しいイントロですが…

そんなことはどうでも良い!
弾きたい!となる名カッティングフレーズ
のイントロです。


Stadium Arcadium

2006年5月10日に発売された2枚組CDの力作。


このアルバムは前2作に比べロック色が強く
ジョンのギターソロも増えています。

Dani California

ジミヘンをリスペクトしたジョンのリフやギターソロが
印象的な曲。

日本でも映画「デスノート」の主題歌になったりして
聴いたことのある人も多いと思います。

ジミヘンリスペクトのテンションの高い
ジョンのギターソロは必聴です。

Snow (Hey Oh)

とにかく、ギターのイントロが印象的で
かっこいい。このアルバムでギタリストが
コピーしたくなるフレーズ筆頭でしょう。

この曲も映画「デスノート」の主題歌に
なっていた気がします。

Wet Sand 

私がこのアルバムで一番好きな曲です。

穏やかなコードバッキングと歌ではじまるこの曲
レッチリが得意とする緩急をつけながら徐々に盛り上がる
バラード曲なのですが

圧巻なのは最後にかけてのボーカルの
メロディーとラストの感情を絞り出すような
チョーキングを連発する
ジョンのギターソロでしょう。

やっぱりギターは感情を乗せれるだけ乗せた
チョーキングだよな!と思わされる曲です。

Tell Me Baby

イントロからのファンキーなカッティング
がかっこいい曲。

ポップでキャッチーな
ちょっと初期レッチリっぽさも感じる
良曲です。

ゴリゴリのベース、クリーンのギター
ワウワウなギター、歪んだギターソロと
弦楽器陣のサウンドのバランスが良いですね。


Unlimited Love

Stadium Arcadiumをリリース後
再び脱退したジョンフルシアンテが
再度復帰し2022年に制作されたアルバム。

バンドサウンドが全面に出され
成熟したロックバンドの
クオリティの高い楽曲が並びます。

Black Summer

これぞ、ロックのバンドサウンドの基本
といえる王道な楽曲です。

ギタリスト的にはジョンの曲進行にそっての
盛り上げ、エフェクトを切り替えが
王道でわかりやすく参考になります。

初心者バンドマンにとってもライブの
サウンドメイクの参考になるかと。

Here Ever After

ロックでヘヴィーなリフから始まる曲。

ラストで長尺なギターソロがありますが
ライブでもしっかり長めのアドリブソロが聴けます。

Aquatic Mouth Dance

動きの激しいベースフレーズと
ギターのファンキーな単音カッティング
ではじまり

Aメロのキレの良いラップから、
ちょっとゆるいサビのメロと
ホーンセクションがくせになる曲

These Are the Ways

静かにギターで始まり、急に爆発し
そのままの勢いで進行する
緩急が効いた曲。

ラストに聴けるのジョンには
珍しいハードロック、メタル調なリフが
新鮮です。

The Heavy Wing

ジミヘンの名曲リトルウイングの
アンサーソングらしい。

ギターサウンド的にもジミヘンへのリスペクトが感じられる
曲です。

希望に満ちた雰囲気のギターソロも聴きどころ。


Return of the Dream Canteen

現状の最新作。

曲的にはUnlimited Loveと同時期に作っていた
とか。彼らは本当に多作ですね。

Tippa My Tongue

MOTHER’S MILKあたりの雰囲気のAメロ
ラップから、Californicationの頃のようなサビの
メロウさ。近年のフルシアンテのギターサウンド
レッチリの歴史が凝縮されたような曲です。

Eddie

アップテンポでキャッチーなギター
メロディーで始まる曲。

思わず弾いてみたくなる
良いメロディーです。

一聴して、これは!良い!と
思いました笑

ギターソロも長く炸裂していて
ギタリストにはたまらない曲ですね!

Carry Me Home

ありそうでなかった、かなりブルースに寄った
ジョンのギターソロから始まる曲

ベースとボーカルだけのパートなど
独特の間が味わえる曲です。

2024の地元カルフォルニアライブでのセットリスト

レッチリが2024の3月に地元カルフォルニアに行った
ライブでのセットリストを振り返ってみましょう。

1Intro Jam
2Can’t Stop
3Scar Tissue
4Aquatic Mouth Dance
5Snow ((Hey Oh))
6 I Feel Love(カヴァー曲)
7My Lovely Man(イントロのみ)
8Otherside
9Danny’s Song(カヴァー曲)
10Eddie
11London Calling(カヴァー曲)/Right on Time
12Don’t Forget Me
13Californication
14Black Summer
15By the Way
16Under the Bridge(encore)
17Give It Away(encore)

去年、2023の来日時に演奏が
なかったのはカヴァーを除くと
OthersideDon’t Forget Meでしょうか。

この辺りはもしかしたら今回演奏があるかも?

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