ギター初心者がやってはいけない練習とは？

こんにちは、ギター講師、軽音学部講師
のタニオです。

今回はギターを始めた初心者、軽音部に入ってギター、ベースを始めた皆さんに向けて

やってしまいがちだが
初心者はやってはいけない罠的な練習について
書いていきたいと思います。

私も初心者の頃、この罠にハマってしまい
だいぶ上達の遠回りをしてしまったので

この記事を参考に
皆さんは気をつけて

最短で上手くなってくださいね。

ギター初心者が避けるべき練習

ギター初心者が避けるべき練習とは
特定の一つの奏法だけに固執してそれだけを
練習することです。

例えば

・メタル系の速弾きだけを練習する。

・曲のギターソロだけを練習する。

などです。

ギターは、コード弾きやギターソロの練習、リズムの練習など
複合的に練習してこそ上達します。

ギター上達をバスケ上達で例えてみる

考えてみてください

バスケが上手くなりたい人がいるとして
その人がシュートの練習しかしない。

その人はバスケがうまくなるでしょうか？

ドリブルや、パス、仲間との連携なども
欠かすことはできませんよね。

ギターの特定の奏法だけ練習するのは

このバスケでシュートだけ練習する。
ようなものです。

逆にパスやドリブルが上達するとボールを扱う技術も上がるので
シュートも上手くなるでしょう。

同じようにギターもコード練習やリズム練習が
ギターソロの上達に繋がるわけですね。

スポーツもギターも
バランスよく練習するのが大事です。

ギター初心者がやるべき練習

ギター初心者がやるべき練習は上でも語った通りバランスよく色々練習することです。

例えば

• コードの練習: 初めに、基本的なコード（C、D、G、E、Aなど）の押さえ方を覚え実際に押さえる練習。これらのコードは比較的覚えやすく、押さえやすいコードです。
• リズムの練習: ギターはコードやメロディなど色々できるので初心者の頃は軽視しがちですがリズムを取ることはギター演奏でも大事です押さえるコードは何でもよいのでピックを持ってジャカジャカとリズムパターンも練習しましょう。
• スケールの練習: まずはメジャースケール（ドレミファソラシド）やペンタトニックスケール（ロック他色んなジャンルで必須）を練習しましょう。スケール（特定の音の並び）を練習することで、曲中のソロ演奏や即興演奏（アドリブ）が上達します。
• 曲の練習: 自分の好きな曲を演奏することもモチベーションを保つために大事です。頑張ればできるかも…くらいの簡単な曲から挑戦すると良いでしょう。コード演奏とギターソロ演奏の両方あるとなお良しです。
• 耳コピーの練習: 曲を耳でコピーすることは耳の訓練になり、音楽的にも重要です。tab譜で曲をコピーするのも良いですが少しずつ、自分の耳で曲を聞き取れると便利です。楽譜がない曲の方が多いですから…

以上のようにバランスよく練習してくださいね。上達速度が上がりますよ。

色々な曲を聴いてみる

楽器を続けるモチベーション、上手くなりたいというモチベーションを保ち続けるには、今、自分の好きなアーティストから派生してそのアーティストが影響を受けたミュージシャンを聞いてみるなど、音楽を深堀すると、更に好きなアーティストを知ることにもつながりますし、新たなミュージシャンに興味をもち自分の世界が広がるのでおすすめです。

サブスクでは過去の傑作は大体聞けたりする（特に洋楽）ので音楽を深堀するのに、とてもおすすめです。

ギター練習の後は休息も大事

初心者の頃、ギターにハマると何時間も続けて練習してしまうこともあるかと思います。

その集中力は大事なのですが、

初心者でいきなり長時間練習してしまうとギター演奏に慣れていない指や手首を痛めてしまう可能性があります。

少なくとも１時間ごとに１5分くらいは休憩するのもケガを防止するために大事です。

その日、弾けなかったコードやフレーズが寝て次の日弾いてみると

弾けるようになっていた！という事は中級者以上のギタリストなら経験していると思います。

ギター教室に通うのもありです

自分で練習カリキュラムを作るのが難しかったり、自分ひとりでモチベーションを

保つのが難しいと考える方は、音楽教室に通うのも効率的です。

定期的に通うことによりギターを続けやすい状況に持っていきやすいです。

最近は従来の対面型だけでなくオンラインレッスンも充実して通わなくても良いので便利になってきました。

学生の方は軽音楽部に入るのも刺激になるので上達するのにはとても良い環境ですね。

総括

今回はギター初心者がやってはいけない練習について語ってみました。

スポーツも食生活も楽器の練習もバランスが大事だということですね。

皆さんの参考になれば幸いです。