軽音楽部、ボーカル初心者がまずやるべき練習

練習法

こんにちは、軽音部の講師のタニオです。

今回は軽音楽部、軽音サークル
バンドのボーカルを
することになったが

バンドで歌うのは初めて…
またはあまり歌は得意ではない…
何を練習すれば良いのかわからない…

という方もいらっしゃると思います。

私は長年、高校の軽音部の講師として
ボーカルの皆さんもたくさん指導してきました。

その経験をもって
今回はバンドに埋もれないしっかりとした
ボーカルをとる練習
について
お伝えしたいと思います。

軽音部初心者、ボーカルが聞こえない…

まずバンドでボーカルをとるには
まずしっかりとした声量が必要です。

初心者バンドによくあるのは
楽器の音が大きくボーカルは
全然聞こえない…
歌詞も全然聞き取れない…

こういった光景は
初心者バンド、特にギターの音が
激しく歪んで、ドラムの音も大きい
ロック
でよくみます。

マイクの音量には限界がある

軽音楽部、軽音サークルなどでボーカルが聞こえない
という話はよく聞きますし、実際多いです。

それならマイクの音量をあげればいいじゃん!

と思うかもしれません。
しかし、事はそう上手くはいきません…

問題は
ボーカルのマイクは音を大きくするにも限界が
あるということです。 

そもそもバンドの場合、他の楽器もアンプを使って
おり音が、ばかでかい
上に
ドラムもかなりの大音量です。

その状況でマイクを使う場合ハウリングという
耳障りな音を避けるため、一定の大きさまでしか
マイクの音量をあげることができない
ことが多いです。

そうなってくると
楽器の音量のバランス
ボーカリストの声量が大事になってきます。

そこで大事になるのが
基礎的なボーカルの体づくりです

ボーカルの体づくり

声量を大きくするには
まずは歌い方、腹式呼吸で歌うことです。

普通の人は何も意識しないで歌うと
喉で歌ってしまいます。

しかし、その歌い方だと
声量を大きくするにも限界がありますし
喉を傷めてしまいます。

そして腹式呼吸で安定して歌うために
まず大事なのは腹筋です。

シンプルですが
腹筋トレーニングで筋肉をつけることにより
よりスムーズに腹式呼吸で
歌えるようになるでしょう。

是非、腹筋をボーカルの基礎練習と
して取り入れてみてください。

腹式呼吸での詳細な歌い方については
ポピュラーなボーカルの教則本で勉強すると良いでしょう。

軽音部のボーカルが下手と言われないための音程練習

ボーカリストとしては音程にも気を使ってください。

軽音楽部や軽音サークルで初めて本格的に
音楽をはじめた方がボーカルをとる場合

音程の感覚が希薄なことが多いです。

これが軽音部のボーカルが下手と言われる
理由のひとつ
でしょう。

いわゆる音痴といわれる人は
全く音程がとれていない状態です。

音程感を磨く練習としてはまず
ドレミファソラシドを正しい音程で
正確に歌えるようにしましょう。

簡単そうに思えて意外に難しいです。

ピアノなどで実際の音を出しながら
ドレミ~を歌うのです。

まずは無理なく声をだせる高さで
かまいません。

音程があっているのかわからない場合
は軽音のメンバーに確認してもらうと
良いでしょう。

カラオケでの練習

街のカラオケで練習するのも良いです。

カラオケなら、大声で歌うことができるので
腹式呼吸で歌えているかの確認もしやすい
でしょう。

カラオケの機器には音程があっているか
曲を歌いながらリアルタイムで確認できる
機能
が付いていたりします。

この機能は音程確認に使えます!
これを使いながら歌えば非常に良い練習に
なりますよ。

最初は自分の音程の取れてなさに
落ち込むかもしれませんが、最初は
そんなものです。練習あるのみ!

是非ヒトカラの常連になりましょう!w

ギターやピアノの弾き語り練習も良い。

音程感を増すという話にもつながりますが
ギターやピアノでの弾き語りの練習をするのも
良い
ですね。

そもそも、軽音学部では、他の楽器と兼務でないと
ボーカルはできないとう学校もあります。

アカペラで歌うより弾き語りで伴奏があると
歌の練習が楽しくなる
し音程の感覚も
得やすいでしょう。

ただし、弾き語り、練習としてはとても良いですが

歌と楽器、二つの事を同時に
やるわけなので相当練習しないと歌と楽器
どちらか、もしくは両方のクオリティが
落ちてしまう
ことがあります。

よってライブで弾き語りやギターボーカルをする場合は
しっかり練習をつむ必要があります。 

金銭面で余裕があればボイトレに通うのもあり

金銭面の余裕があれば(月五千~一万円くらい)
短期間でも街のボイストレーニングに通うのもありです。

ボーカルの練習の意識が高まりますし
プロがしっかりとした歌い方に矯正してくれるでしょう。

さいごに

今回は
ボーカル初心者がまずやるべき練習についてでした。

本当に基本的なことしか書いていませんが
上手くなるには大事なことであります。

そして練習は継続することが大事です。

継続は力なり!

皆さんの参考になりましたら幸いです!

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