こんにちは、普段は軽音部の講師もしている
タニオです。
今回は最近、私が推しているジャンプ+の漫画
ふつうの軽音部
クワハリ/出内テツオ
第3話の感想考察記事になります。
ふつうの軽音部3話あらすじ
新入生歓迎会での軽音部の演奏を聴いて
入部を決意する陰の者を自称する
主人公鳩野ちひろ。
対して親しくなった同じく
軽音部入部希望の陽キャ美少女内田桃は
コミュ力を発揮し分け隔てなく
すでに色んな人と親しくしているのであった。
そんな桃を観て自分とは大違いだと感じるちひろ
同じ趣味を持つことから仲良くなった別の
友達矢賀緑を軽音に誘うも半ギレで断られるの
であった。
仮入部で視聴覚室に向かうも
入部希望の人数の多さにとまどい、バンドを
組めるのか心配になるちひろ
内田桃に声をかけるも、中学からの友人と
バンドを組む先約があるとのことで
断られてしまうのだった。
放心しつつも帰宅し
以前買ったギターを開封し、はじめて
ギターを弾くちひろ。
前途多難ながらも
なんかワクワクするのであった。
矢賀ちゃんが非常に良いキャラしている。
今回もクセがあって面白い新キャラがでてきたり
仮入部の光景が軽音部あるあるだったり
密度の高い3話でしたね。
まず初登場の矢賀ちゃんこと矢賀緑。
大河ドラマ鎌倉殿をお互い観ていたことことから
ちひろと仲良くなるわけですが
この矢賀ちゃんが面白い。
ちひろの悪友ポジションかな?
顔芸とキレ芸、するどい突っ込みが極まってて
言葉づかいは
クソ悪いが嫌悪感は出てこない良いキャラです。
矢賀ちゃんの軽音部のイメージと実際の軽音部の相違点
矢賀ちゃんの軽音部のイメージは
- 部活に入って青春感を味わいたいが努力は嫌
- けど美術部や演劇部はあか抜けないので嫌
- 部活にバイト、キラキラして出会いもありそうな部活が良い
という浅はかな人種が入るのが軽音部というイメージの
ようだ。全否定はしないが…かなり極端ですw
実際軽音部に所属もして色々な学校の軽音部を
観てきた私ですが
現実の軽音部はどんな感じかというと
部活に入って青春感を味わいたいが努力は嫌 ⇒現実は努力(練習)ができないとバンドが上手くいかないので 努力できない人は続きません(辞めていく)
美術部や演劇部はあか抜けないので嫌 ⇒私はこの2つの部活にあか抜けないイメージはないですけどね… むしろかっこいいイメージすらもっている
キラキラして出会いもありそうな部活が良い ⇒キラキラはしている時もあるかもしれない(その裏に地道な努力があるが) ⇒出会いもあるかもしれないが部活での男女関係はだいたい揉めて泥沼
という感じで軽い気持ちで軽音部に入っても
結局やめちゃう人(もしくは幽霊部員)が多いです
軽音部の仮入部
劇中で軽音の仮入部の人数が45人とありますが
この数字はかなりリアルです。
実際の軽音部でも毎年50人前後が仮入部してきます。
全部活で一番人数が多かったりもしますね。
ちひろが影響を受けた新入生歓迎会のボーカルの先輩は
新田たまきという名前で副部長みたいです。
部長は山添悟と言うそうです。
余談ですが
ルックスと雰囲気が私がよく知っている
軽音部の部長とそっくりでビビりましたw
顧問の先生は新任のようだ。
新任で軽音部の顧問は大変ですよ~
頑張ってくださいw
実際は希望する楽器を担当できるのか?
希望パートのアンケートがありましたが
現実の軽音部でもこんな感じですね。
よほどの偏りがない限り希望パートを担当できる
と思います。
どのパートが多いかは学校によりますね
ギターなんかは希望者が多そうですが学校や
学年によっては一番少なかったりすることもあります。
逆に少ないと思われがちなドラムが
一番多い学年もあったりします。
希望パートボーカルのみはNG?
ボーカル志望のチャラそうな新入生が、ボーカルだけ担当はNGと
知って退出していきましたが
実際の軽音部でボーカルのみはアリかというと
学校によって違いますね。
ボーカルだけでも入部できる学校もあります。
ただし、ボーカルだけで卒業まで軽音部にいる生徒は
かなり珍しいですね。
劇中でも語られている通りボーカルだけだと
バンド練習以外はひまになっちゃうことが多いです。
ボーカルで入って弾き語りのためにギターも
練習する生徒は多いです。
新入生のバンドの組み方
劇中、バンドは基本的に自由に組んでください
とのことですが
実際にもこのスタンスが一番多いのではないでしょうか
顧問主導で決める所もないわけではありませんが
不満が出ることも多いです。
最初のバンドは自由にであろうが、顧問主導であろうが
とりあえず組んだ感が強くなり早期に解散することも
多いので
お試し期間だと思って気軽に組んでみるのが
精神的にも楽かと思います。
中学からの仲良し3人でのスリーピースバンド
一方でドラム希望の内田桃は
早々に中学からの仲良し3人とバンドを組みます。
ちひろ曰く、3人ともルックスがいいし売れますわー
とのこと。
中学時代からの友達ということで
結束も高そうだし?
安定して活動できれば
人気バンドになるでしょうね。
ただなかなか思うようにいかないのが
軽音部の人間関係でもありますが…
はじめてギターを弾くちひろ
帰宅しギターをはじめて開封するちひろ。
え!?仮入部してからはじめてギター弾くんかい!
と思いましたw
ちひろ、結構図太いのかもしれない。
アンプに繋げてでかい音を出して
エレキギターを弾く
最初はやっぱりこれだけで楽しいですよね
わかります!
最後に
以上ふつうの軽音部3話の感想でした。
やはり軽音部経験者には共感できるポイントが
多いお話でした。
そして…
来月4/4ついに第1巻が発売されるそうですね。
おめでとうございます。
私も即日買わせていただきたいと思います。
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