こんにちは、今回は
少年ジャンプ＋で連載中の漫画
ふつうの軽音部
がとても面白かったので紹介します。
（現時点で公開中の14話まで読んでます）
原作担当はクワハリさん
作画担当が出内テツオさん
になります。
ちょっと渋めの邦ロックを愛する
ジャンプ＋の作品紹介より
新高校1年生・鳩野ちひろ。
新品のギターを背に、軽音部の門を叩くも――!? 超等身大のむきだし青春＆音楽奮闘ドラマ、スタート！
私は普段、ギターやベースなどの講師業や
軽音楽部の指導員などをしていることもあり
軽音楽やバンドの漫画、アニメもチェックしてます。
バンドリや古くはけいおん！など
最近だとアニメ1期は終わってしまいましたが
ぼっちざろっくが今もすごく人気ですよね。
ふつうの軽音部を知ったきっかけは
SPY×FAMILYの更新確認に少年ジャンプ＋のサイトを
見に行った時に『ふつうの軽音部 』がちょくちょく
前日のランキングに入っており
気になったからです。
他の軽音系バンド系漫画との違い
主人公は萌え系とは違いそうなルックスだしどんな漫画だろ…
ギャグ漫画なのか？シリアスな漫画なのか？萌え系漫画？日常系？
現時点で公開されている１４話まで読んだ結果
…全部の要素がバランスよくある良作でした！
平凡だが、独特な歌声を持つ主人公がクセのある軽音部の美少女たちと
軽音部のあるあるネタを交えつつバンドを結成し活動していく。
という流れのように感じます（14話時点）
ポイントはあるあるネタが今までの軽音系漫画と比べ、生々しい所ですね、
軽音部での男女関係のもつれとか、練習事情とか…
軽音部での男女の恋愛関係の描写
いままで諸事情（作中男はでてこない等）
でけいおん！、バンドリ、ぼっちざろっくが表現できない所
実際のバンドでもよくある男女関係でバンド崩壊等も描写しています。
ただ恋愛描写はメインキャラというよりその周りのキャラクターを中心として描写しており
けいおん！やぼっちざろっくのファンの人にも
受け入れやすいかと思います（あくまで１４話時点ですが…）
もしかしたらメインキャラの恋愛事情もあるかもしれないし
このままないかもしれない。
１話に出てきた楽器店
今回は第１話の深堀して感想、考察を
書いていきたいと思います。
まず主人公の鳩野ちひろが高校に上がったら
軽音部に入部したいと思い
大阪の楽器店にギターを買いに行く所から始まります。
道頓堀のグリコっぽい看板が写っているので
なんば～心斎橋付近の楽器店でしょう。
店名：山村楽器
とあることから、おそらく山野楽器がモチーフ？
この付近の山野楽器だと
南海なんば駅なんばシティ南館2Fの
山野楽器ロックイン難波でしょうか？
ただ店の入口の感じは違いますが店内の
パーテーションにギターを
掛けている感じは似ているかもしれない。
主人公の使用ギターは…
そして、ちひろはお目当てのギターがあるようです。それは
上の画像を見る限りでは赤系で
メイプルネックの
フェンダーのテレキャスター
現実でも現在若い世代で一番人気のあるギターの一つでしょう。
作中では、セールで１０万くらいとなっているので、おそらく
FENDER ( フェンダー ) / Player Telecaster
あたりでしょうか。
初めてのギターとしてはかなり奮発していますが長く続ける前提、
やめるとお金がもったいないので挫折防止効果も働きますし、初めて買うギターとしては悪くない選択だと思います。
ちひろの音楽の趣味
面白いのはそのギターを選んだ理由。
向井秀徳（ナンバーガール、ZAZEN BOYSのボーカリスト兼ギター）
が使っているから。
確かに趣味がシブい！（作中の描写から、おそらくお父さんの影響？）
向井秀徳といえば90年代後半～00年代に活動していた
カリスマ的なバンド
ナンバーガールのギターボーカル。
（最近再結成しまた解散）
ナンバーガールは
向井秀徳のロックで特徴的な歌声と独特の歌詞
独自のコード演奏、それに
バンドのタイトながらも勢いのある演奏
が加わり
激しいながらも爽快感がある
非常に良いバンドでした。
リアルでも軽音部生に人気のナンバーガール？
実際の現在の軽音部の１０代の生徒の中にも
向井秀徳
田渕 ひさ子（ナンバーガールのギター）が
自分のギターヒーローです。という子がたまにいるのでその影響はやはりすごい。
ちひろは店員に試奏を薦められる訳ですが
ビビってしまい弾かずに即購入。
ギターを弾いたことない人が試奏と言われても
何を弾けっていうんだ？というのはごもっともで即購入でもオッケーだと思います。
初めての楽器店
まあ最初はそうなりますよね、15歳で楽器屋に一人でギターを買いに行けるだけで
肝が据わってると思います。
いかにもバンドマンっぽいギター上手いイケメン同級生
そしてその店で試奏しようとしている
今後関わってきそうな同じくらいの年の
ギターの上手いマッシュヘアーのいかにも
バンドマン的な
ルックスのイケメンがでてきます。
この時点では爽やかで感じ良さそうだが…
そして重要キャラっぽいが果たして…
この男子とは
同じ学校、同学年、同じ軽音部になるが
ちひろは３年間いい感じの仲にはならないようだ(作中天の声）とのこと。
こもイケメンはRADWIMPSのおしゃかしゃまを弾くのですが
この曲のイントロは複雑そうながらおしゃれで弾けたら上手いと思われるのか、実際の軽音部でもこのイントロを練習する生徒は多いです。
初めてのギターは誇らしい
そして、ギターを背負って誇らしげに帰宅するちひろ。
初めてギターを背負って持ち運ぶ時ってなんとも言えない高揚感というか
自分はギターを弾いてるんだぜという
謎の誇らしさがでてきますよね
ギター弾いたことがなかったとしてもw
主人公が好きなバンド
ちひろの楽器店からの帰り道
中学時代の過去回想にて
ちひろの音楽の趣味、好きなバンドが
明かされます。
andymori「everything is my guitar」
銀杏BOYZ「あいどんわなだい」
ナンバーガール「透明少女」
志村ボーカル期のフジファブリック「若者のすべて」
ジャンル的にはギターロック、パンクロック
などです。
感情を発露する系のロックが好きみたいですね
ちなみに現在Amazon Music Unlimitedは
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必要なので中学生以下の方は保護者の方と相談が
必要です。
中学時代は同じ音楽の趣味の友達がおらず
疎外感を抱いていたよう
サブカル好きな大学生とかが好きな感じのロックなので
たしかに一般的女子中学生の好みからはかなり外れてるかも…
高校での出会い
高校の軽音部では、同じ音楽趣味の友達ができるはずと期待するちひろでした。
そして高校入学
クラスに馴染めるのか、友達ができるのか心配するちひろだが…
ひょんなことから
陽キャ、美少女、１軍女子（ちひろ談）
の軽音部ドラム志望の
内田桃と知り合うのでした。
総括
ここまでで１話です。
短いながらもなかなか濃い１話でした。
ちひろの音楽的バックグラウンド、今後物語に関わってきそうな
謎のギターが上手い同級生のイケメン
めっちゃグイグイくるドラム志望の美少女など
今後の展開を期待させてくれます。
ちなみに私は１４話まで読みましたが
おーこうなるんやと感じ意外性もあり
面白かったです。
軽音部に所属していた人や現在所属している人
けいおん！やぼっちざろっくなどのガールズバンドの漫画、アニメが好きな人も楽しめる作品になっていますので、気になった方は是非読んでみてください。
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