こんにちはギター、ベース講師。
軽音部講師のタニオです。
今回は、最近私のイチオシ、おすすめの漫画
ふつうの軽音部
-クワハリ/出内テツオ（少年ジャンプ＋で連載中）
の２話の感想です。
実際、昔、軽音部に所属し、
軽音部の講師も務めた私としても
うん、あるわ～的な描写がよくあり
共感してしまう漫画でもあります。
感情移入しやすい主人公ちひろ
高校に入学し、陽キャ美少女ドラマー
内田桃と仲良く？なった
主人公の、はとっちこと鳩野ちひろ。
ぼっちざろっくのぼっちちゃん
ほど極端な人見知りではなく
コミュニケーション能力も積極性も
そこそこ持っている
空気も読める
そこまで前にグイグイでる訳でもない
どこにでもいるような絶妙な塩梅の性格
でも自分の好きな領域にはこだわりをもっている
のがキャラクターとして
実に音楽好きの学生の平均を捉えている
感じがあります。
もっと言うと主人公は女子ですが
ひと昔前なら同じキャラ造形で
男子になっててもおかしくない感じがします。
しかしそれでは…
主人公が男だとバンドメンバーが
皆、美少女なんでハーレムものみたいに
なってしまう！
けいおん！～ぼっちざろっくからのバンド系の
漫画の流れを踏まえると…
バンドでハーレムものは
うん…それはちょと嫌かも！
主人公を普通の女子にするのは
正解だよなあと勝手に思ってます。
新入生歓迎会は軽音部の見せ場のひとつですよね。
放課後、
内田桃と一緒に新入生歓迎会の
軽音部の演奏を
見に行くことに。
実際、体育館などで行う新入生歓迎会の 軽音部のライブは部内でも一番人気の あるバンドが務めることが多く学校の 軽音部の実力、雰囲気が図りやすいです。
始まる新入生歓迎会
ちひろ、結構、的を得た毒舌で面白いです。
思ったことそのまま口にでるタイプなのか？
なんていうか若いな～の表情が絶妙で好きです。
軽音部の紹介が始まり
でてきたのは優しそうで可愛いボーカルの先輩。
歌い出すと人が変わったように
目が据わり歌うのは偶然？にも
ちひろの好きなバンドの一つ
銀杏BOYZの
あいどんわなだい
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あいどんわなだい…聞けばわかると思いますが
まあ、確かに女子高生が歌う曲ではない笑
反応に困る！
しかし、ちひろは新入生そっちのけで盛り上がる
軽音部生を観て、共感性羞恥を感じるものの
周りを気にせずに自分の好きな曲を楽しそうに
歌う先輩をみて入部を決めるのでした。
ふつうの軽音部、登場人物の表情がいい
この新歓ライブでボーカルの先輩が
歌い出しで表情が切り替わる所や
観客の軽音部生とのコール＆レスポンスを
充実した顔で楽しそうにしている所など
この漫画、どのキャラクターも表情による
感情の表現が
とても良いんですよ、絵を見るだけで
キャラクターの感情が伝わってきます。
このボーカルの先輩、ちひろにとって
軽音部に入る決意をさせたりですし、今後も
重要なキャラクターになりそうですね…
というかメインキャラになってください
お願いします！推しますw
このボーカルの先輩は、おっとりとした
雰囲気から、歌い出すとスイッチが入った
状態になりましたが
現実のボーカリストや楽器演奏者でも ステージにたつと普段の穏やかな感じから 人が変わったように 感情を発露してテンションの 高いパフォーマンスを発揮する人がいます。 こういった人は私の周りにもいましたが プロのミュージシャンになったり才能豊かな ことが多いです。 ここぞというときに感情を発露できるのは 才能の一つだと思います。
軽音部の内輪ノリ
この新入生歓迎会での軽音部の演奏のような
校内でのライブはこの漫画のような
多かれ少なかれ、内輪ノリになりますw
軽音部あるあるですね。
でもこれ…私も経験ありますが
ステージで演奏している本人たち にとってはこの内輪ノリとても心強くて 楽しい瞬間なんですよね。 しかし、第三者からちょっと寒い目で 見られていたとは…笑
ちひろの師匠？
ボーカルの先輩、今後ちひろに大きな影響を
与えそうです。
ステージ上での先輩の立ち振る舞いは
軽音部に入るきっかけとなったように
ちひろの理想としているもののように
見受けられます。
今後この先輩はちひろの師匠、メンター的
存在になっていくのでしょうか。
今後の展開が楽しみです。
最後に
今回も２～４話までの感想を書くつもりが
長くなって２話だけになってしまいました…
それだけ濃度の高い２話だったということで
ご容赦ください。
そして私事ですが
この漫画をよんで軽音部に興味をもった方
実際に入部してみたいなあと思った方は
このBlogで軽音部お役立ちの記事を書いていますので
是非チェックしてみてください！
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